忍者ブログ

東雲遊人の日記(仮)

日記のため、ホムペに設置

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

とらハからかな

「なのは、どうかしたのか?」
「あ、お兄ちゃん。あそこ」

木の枝のところに小さな猫。み~み~と鳴いている。なのははたまたま見つけたのだろう。恭也としてもどうしたいのかが分からず小首をかしげる。

「下りられないんじゃないかなぁって」
「ああ。なるほど」

恭也はそのまま手を伸ばすと、小さく声をかけた。おいで、と。
恭也の手の平に乗ってそのまま下ろされると、恭也の手を舐めて、走っていった。なのはは残念そうだが、自然では当たり前のことなのだ。

「触れるかなぁって思ったんだけど」
「仕方あるまい。それより買い物の途中じゃなかったのか。なのはを呼びに来たんだが」
「あ~」

なのはは慌てて荷物を拾い上げると走っていった。恭也はそれを見送りつつ、先ほどの猫を思い出していた。不思議な感じがした。今まで会った事があるような、それで居て無いような感じ。

「何も起こらなければ良いが」

それが始まり。いや、それがきっかけ。知られざる物語が幕を開ける。猫と青年の話が。



つづきませんよ。多分
PR

コメント

コメントを書く

お名前:
タイトル:
文字色:
メールアドレス:
URL:
コメント:
パスワード:   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

トラックバック

この記事にトラックバックする:

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

[12/01 ぱたり]
[09/25 ヤシロ]
[07/25 ヒロタヤ]
[09/17 遊び人(管理人)]
[09/14 FAN]

最新記事

最新トラックバック

プロフィール

HN:
東雲遊人
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R