「ジュディ、どうかしたのか?」
「私たちも大忙しよねってカロルと話していたのよ」
空を飛びまわり、色々なところへといける『ブレイブヴェスペリア』の面々は星食みの恐怖か世界を救っても、世界中を飛び回っていた。ブラスティアの無くなった世界で魔物たちが街などを襲わないために。そして、帝國とギルドやらの上の間を取り持ったことやらで話やら仕事やらが舞い込んでくるのだ。
「そろそろ纏まった休みを取らないと倒れちゃうよ」
エステルやおっさん、リタといった3人も居ないわけで、ハードなときを過ごしてるともいえる。確かに休まないと危ないだろう。
「そうだな。どっかの街でかな?」
「それなんだよね。街に寄ると大概知ってる人がいて~って流れであまり休めなかったりするし」
いまだ3人プラス2匹というパーティならではの悩みだ。
「前はビッグボス退治だったしね」
「……あれはでも仕方ないだろう。デイドン砦としては騎士団に頼みたかったけど、居座っちゃってたし」
「そうなんだけどね。誰か人を雇おうかな。こう、仕事はこちら~みたいな窓口の人」
「それも良いかも知れないわね。スケジュール管理みたいなマネージャーみたいな」
「なるほど。いいんじゃね~か」
それぞれが頷く。有名になってはいるものの、だれかれが入りたいとかも着ていた。が、忘れてただけだったりする。なんせカロルも俺もジュディもそれぞれ飛び回ったり、走り回ったりだったし。仲間を増やすのも悪くないだろうし。
「じゃあ、僕の方で探してみるよ」
「ああ。ただ気をつけろよ。どこぞのお嬢様やら魔導師やらおっさんやらにも強く言える人が良いかな」
「そうね」
「……努力すよ」
そして、俺たちに新たな仲間が出来た……
「はい、次はこれとこれね。街が一緒だから、ユーリお願いね」
「うぃ」
「ジュディさんもこちらをお願いね」
「ええ」
厳しい双子が入ってきたりしたんだけど、そこは気にしてられないのが悲しいところだ。
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