日記のため、ホムペに設置
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「ユーリ!」
危険を知らせてくれた仲間たち。星喰みを倒すために古代兵器を持ち出したやつを止めるために入ったまでは良かった。そこはブラスティアが大量にある。動植物などの生命力を奪って打ち出す兵器。それらを止めるために入ったのだが、俺はザキなどを撃退していった。
「これは?」
自ら持っていた剣が大きくなってしまった。というよりも周囲に居る面々が大きい。
「ユーリが縮んだ!!?」
「え~~と」
カロルが叫び、リタはしばらく見ていて、他の面々は言葉が無いみたいだ。ん~~、間違いなく縮んではいるが何とか闘うことは出来そうだ。剣はもてるし。アクロバットな動きは出来そうに無いけど。
「ちょいと青年」
「なんだ、おっさん」
「ほっ、とりあえず青年の意識はあるのね。これで子供状態だったら大変だったね」
おっさんの言葉に頷く。魔物たちが多数存在する中でどうしようって所だ。仲間たちも大変になるだろう。しかしどうしたものか。
「か、かわいいです」
後ろからむぎゅっと抱きしめてきたのはエステルだった。
「ちょっ、エステル、何を」
「あら、次は私も抱かせて」
いや、なんか違うだろうに!
「とりあえず、このままだと不便だし戻りましょう。ユーリの状態は戻せるわ。それまでは後ろで控えてるかどちらかね」
「私とお留守番ね」
「ジュディス、それなら私が」
「だって、レイブンと貴方は交代でいかないと駄目でしょ?」
「それは」
「何より誰か単独でもそこそこに近づかれても大丈夫な人のほうが良いでしょうし」
「う~。せっかく可愛いユーリにあれやこれやのチャンスなのに」
「それは宿屋に戻ってからよ」
「分かりましたです」
「いや、勘弁してくれ」
そうは言うが、多分聞いて無いだろうな。なんていうか、ジュディスの目が怖い。エステルもだけど。カロルよりも背が低いのだけど、服も同じように縮んだおかげか。装置を調べてリタはなにやら考えてるし。まぁ、リタの治療に期待するしかないのだろうが。数日はかかるだろう。
地獄の日々は終り、俺は元に戻った。
「一緒にお風呂、楽しかったですね。ジュディス」
「ええ。逃げ回るのを捕まえるのが大変だったけどね」
本気装備で二人に襲われた上に気絶中に全て脱がされた上にお風呂場で復活とかありえないだろう!!おっさんは羨ましがっていたが、尊厳がなくなるぞ。ストレス発散のためにオルニオンの周囲に居る魔物に八つ当たりしたのは悪いことじゃないよな?